我が家から徒歩3分のところにあるこの看板。
「石仏の道」というハイキングコースの起点なのです。(´∀` )
※正確には「起点を示す看板」です。
看板にはこう記してあります。
石仏の道の由来
古来、熱海村のはずれにあるこの地は、地蔵堂があり四面塔と呼ばれていた。
左に「みしまみち」、右に「ひがねみち」(現存)の石標があり、東光寺への参道の入り口でもあった。(現在は明水神社に石塔が移転されている)
天明二年(一七八二年)、名主 今井半太夫(いまいはんだゆう)が亡くなった子息の菩提を弔うため、ここに石仏を寄進した。
その台石には、熱海村の中心よりここまで十町、ここから日金まで四十町とある。
これ以後、村長 渡辺房求(わたなべふさもと)の呼びかけで、日金山東光寺まで四十町の参道に一町毎に順次石仏が寄進された。
寄進者は主として熱海の名家や江戸の商人などが多い。
昔から伊豆・相模・駿河の人は、死者の霊魂は必ず日金に昇るといわれ『日金山の奥には地獄がある、亡者の魂は皆ここに集まる』と信仰され、春秋の彼岸にはここに大勢の人が参詣した。
そんなたいそうなものとはつゆ知らず、越してからこの方この看板をまるで無いかのように無視してきたわけですが、ドラクエウォークをやりながらえっちらおっちらと坂道を歩いていると、なんかガードレールが避けて通ってる石仏があるのです。
『はっ!そういえば看板に石仏の道って書いてあったような気がしたけど、これのことか!』
と思い至り、そのまま石仏の道を踏破するなんてことはさらさらなく家に戻ったわけですが、ほかの方のブログを見たりするとかなり絶景なトレイルが楽しめる様子。
もう少し暖かくなったら、写真と共に石仏の道の全貌をお伝えしたいと思います!
ちなみに、由来のところに書いてあった、明水神社の「ひがねみち」の石塔は、この真ん中のやつなのです。